37歳主婦 フットサル初心者 成長日記

アラフォーにしてフットサルを始めた主婦のゲーム振り返り、記録を残すブログ。

障がい者も一緒になってゲームできる環境、与論フットサル

うちの長男は障がい者です。この写真のボールを囲んでる4人組のうち、

右から二番目。

小さい体のコが、長男。

現在21歳。

 

妊娠7ヶ月目に突入したころに緊急帝王切開にて生まれています。

764gの超未熟児でした。

 

6ヶ月検診のときに、頭の写真を撮って、脳性麻痺と診断されました。

 

まぁ、別にそう言われてもなんとも思わなかったんですけど。

死ぬかもしれない状況から、生き延びてくれてるだけで素晴らしい。

それに、あんだけ小さく生まれてるんだから、障がい持ってても不思議はなかったし。

 

私の母も、「あら、そうね」てな感じだったと思う。

旦那さんも、「そうね」ってなもん。

我が家は誰も障がいがあることに特別な感情は持たなかった。

 

無事生まれて、今こうして生きてる。それだけで、おっけー。

 

 

うちの長男、マヒで体のバランスがよくない。

それでも、歩けるし走れる。

ボールも蹴れるようになった。

時には、みんなに暖かく見守られながらドリブルをしてボールをはこぶこともある。

 

うちの次男が最近私に言ってきた。

「ゆうだい(長男)は、フットサルもいつのまにかできるようになってるさ。障がいのひとをバカにするひとの意味がわからん」

と。

 

次男、障がい者に関することで知り合いからちょっと気に入らないことを言われたことがあって。

そのときの、私と次男の会話の一コマ。

 

長男にもできること、できないこと、やっぱりあるわけで。

そして、見た目はまだどこか幼いので、初見のひとはちょっと戸惑うかもしれない。

それでもお構いなしに、うちの長男は人が大好きなのでめちゃくちゃ絡みに行く。

そして、あっとゆーまにみんなと仲良くなるのだ。

 

そして、私同様にフットサルが大好き。

ボールを蹴ることが楽しくて仕方がない。

身体が小さくて、フィールド内でみんなみたいに走るのは、お互いに危険。

ということで、ポジションはいつもゴールの前。

点取係。(あまり得点できないけど)

 

それでも、チームになったみんなは、その時々の判断で

「ゆうだい!」て声かけながら、パスをくれる。

とてもありがたい環境。

 

障がいを持っていると、なかなか気軽にフットサルとか参加しにくいかもしれないけど。

ほかの個サルがどうかは知らない。

 

でも、うちのフットサルは、みんな受け入れてくれる。

 

そういえば、よく来るメンバーがちょっと知り合った、という言葉の通じないフランス人の方もフラッと参加してくれた。

言葉は通じなくても、スポーツを通して交流が図れるところもすごいよね。

 

身体に障がいがあるひとも、言葉が通じない外国人でも。

みんな普通に一緒にゲームをできる環境。

 

与論の人って、コミュニケーション能力・適応能力がはんぱなく高いな、て感じてます。

 


この写真の日は昨日、土曜日のフットサル。

月曜日も大体同じメンバーが集まる。

 

金曜日だけは、違う。

金曜日は小学生〜高校生が集まる。

あと、女子。

 

3コートあって、小学生、女子(中学生以上・大人)、中高生男子、て分かれてます。

長男は、身体が小さいこともあって、小学生のコートに混ぜてもらっています。

これもほんとにありがたくて。

「ゆうだいにーちゃん!」て、みんな言いながら一緒にゲームしてくれてるんです。

いい子たちに出会えて、感謝⭐︎

 

私とパパは、中学生以上の女子のコートに混ざってゲームをしています。

 

パパ争奪戦が繰り広げられる。

サッカー経験者で、それなりにできる男の人は重宝されるもんですね。

そして、このときは「みんなのパパ」になります。

 

与論はとても小さな、人口も年々減っていってるような島だけど。

心の暖かさはずっと持ち続けていてほしいな。

そして、与論のフットサル人口、もっと増えろ〜!!!

特に、女子!!

 

与論女子フットサル、人数増やしてたくさん遠征とか行きたいです。

関係者の皆様、活動ができるようにどうぞよろしくお願いします。

そして、フットサルに興味のある与論島内の女性の皆様、ご参加お待ちしております。

 

 

島内、障がいがあってなかなかスポーツに参加できないんだよね、、という方いたりするのだろうか。

そういう方たちの団体を作ってみても楽しくなるかもしれないなぁ。